2005年7月17日 新設
砂漠の摩天楼、砂漠のマンハッタン |
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どうよ!! ワディに入って2時間、いきなり前方に壁の様なものが現れたと思うと・・・ それが、かの有名な摩天楼 シバーム ハドラマウトの中心都市、交易の中心地 |
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城壁で覆われていて、入口は1ヶ所のみ ここも時間になると閉まっていた 門はほとんど壊されてしまった 5〜8階建ての建物(主に石とレンガと泥レンガ製)が寄り添って500棟ある この町の始まりは紀元前4世紀と言われる 古代のハドラマウトの廃墟の上に構築されたと言われる 1982年ユネスコ世界遺産に登録 |
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では、町中の散策へと 参りましょう |
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唯一の門を入ってすぐに 車を降ります 中は徒歩のみ |
当然人が住んでますから 建物内は入れません |
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建物の3階の部分の窓が装飾されてます 何故? ・・・・ そう、住居は3階から上ににあるんですね 1,2階は倉庫だったり家畜小屋だったりする |
長い年月で建物がゆがんでます 実は、かなりの建物が傷んでいて修理もままならないとのこと 窓は全て木枠 |
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扉の意匠が独特ですな だいたい200年前のもの コーランの一部が彫り込んである |
これが、扉の鍵穴部分 真ん中の模様部分を押して 鍵を入れて開けるんだよ |
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うっ!! ← ↑ 外壁に巨大な亀裂 大丈夫かいな? |
今から7年前に大雨が降りました かなりの被害が出たそうな(壁が溶けちゃうやな (T_T)) |
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光と影 紺碧の空 完璧 |
何でしょう? ・・・ そう (^_^)b このざるは隣の家との連絡用に繋がっているんだな |
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建物の上部と下部が白く塗られてます 漆喰とアラバスタ(大理石の細かい物、石膏雪花ともいう)を混ぜた物を塗って太陽の日を反射し雨の防水の役目も果たしている このコントラストが良い味を出してますねぇ |
この建物の下部が↓ |
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で、その入口 実は博物館 閉まってました っえ? 空いてるように見える? でも空いてないんだな、これが (T_T) |
なんせ、狭い道なのに建物が高いので1枚に入り切らんわな (+_+) |
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← 建物の骨組みが 一部出ちゃってます やはり、メインの通りは修復が進んでますが、裏通りはまだまだって感じ 綺麗な建物はユネスコにより修理が終わっているものです、まだまだ未修理が沢山ありました 実は、空き家も多いらしい 建物の壁厚が1m近くありますから、夏涼しく(なんせ40°以上)、冬温かい(標高2000m近い)とのこと |
↑ が城壁部分 結構な高さがあります ぐるっと一周してます 外敵からの防御と砂埃から町を守るためのもの 谷底の町なので、大雨が降ると洪水になります 何度も危機的状況になったそうです 900年前に大雨で1度壊れたが300年前に再建 ってすごいね |
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どうです、これでも1時間半位かかってます 全部を見てたら日が暮れますね って、日が暮れるのを待っているのだ!! ↓ に続く写真を見よ!! (^。^) 夕日が見事に映えるのだ |
左に見えるのがシバームの摩天楼 実はこれからの写真は右にある丘の中腹に登っての写真なのだ 言わずと知れた観光スポットですので、わんさか人が登って来ます |
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で、写真はこうなる ぐるっとパノラマっす 確かに異様な感じだよ シバームだけがポカッとあるよね 建物が寄り添って、ぎゅっと詰まってる感じ 右の影が登ってる丘の影、時刻は17時頃 |
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これで500棟ある → 暗くてわかりづらいけど 丘の斜面を人がせっせと登ってるとこ 丘の上は狭いので、良い場所を確保したい場合は若干早めの登山してください |
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夕日が沈みます じっくりご覧あれ |
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で、日が沈んじゃうと一斉に4WDで帰ります 目の前の枯れ川に車が停めてあります まるで霧が出たかのように土煙で退散です (蜘蛛の子を散らすようってこのこと) |
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盛りだくさんでお送りしました「シバーム 摩天楼都市」 いかが? 聞きしにまさるとはこのこと 今までのが何だったのってくらいインパクト大ありでした |
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